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地方への立地をご検討されている企業へ 誘致企業の声や支援制度の情報を発信

宮崎県企業立地ガイド MIYAZAKI INVESTMENT GUIDE MIG 日本のひなた宮崎県 宮崎県企業立地ガイド MIYAZAKI INVESTMENT GUIDE MIG 日本のひなた宮崎県 宮崎県企業立地ガイド MIYAZAKI INVESTMENT GUIDE

誘致企業の声VOICE

SCSKニアショアシステムズ株式会社

http://www.scsk-nearshore.co.jp/
本社
東京都江東区豊洲3-2-24 豊洲フォレシア
岩手開発センター
岩手県盛岡市長田町2-20 日本ハウスホールディングス盛岡ビル
秋田開発センター
秋田県秋田市中通2-4-19 商工中金・第一生命秋田ビル
横浜開発センター
神奈川県横浜市 中区日本大通11番地 横浜情報文化センター
福井開発センター
福井県福井市春山1-1-14 福井新聞さくら通りビル
石川開発センター
石川県金沢市南町6-1 朝日生命金沢ビル
宮崎開発センター
宮崎県宮崎市橘通東4-7-28 TOKIWA30ビル
大分開発センター
大分県大分市中央町1-1-5 大分第一生命ビルディング
長崎開発センター
長崎県長崎市西坂町2-3 長崎駅前第一生命ビル
熊本開発センター
熊本県熊本市中央区紺屋今町9-6 朝日生命熊本紺屋今町ビル
鹿児島開発センター
鹿児島県鹿児島市加治屋町12-5 鹿児島東京海上日動ビル
浦添開発センター
沖縄県浦添市城間4-35-2 SCSKグループ沖縄センター
南風原開発センター
沖縄県島尻郡南風原町字兼城574-10

宮崎県へ進出を決めた理由

当社の前身は、さまざまな企業がIT化を推進、コンピュータ技術者が不足すると騒がれはじめた1990年、「首都圏に比べ、さまざまなコストを低減し、かつ優秀な人材を活用したい」という想いで宮崎でのシステム開発事業をスタートしました。その後、バブルの崩壊による業務量激減、インフラ(回線、機器など)の整備遅延、コスト高などの問題もあり、宮崎での業務継続の是非を問う場面も有りました。しかし、その後のSCSK株式会社のニアショア戦略と宮崎県でのメリット・特長がマッチし、2014年10月に新会社SCSKニアショアシステムズ株式会社として宮崎での事業継続・拡大の方針決定により現在に至っています。

当社の業務は、SCSK株式会社が受注した首都圏のお客様のシステム開発、運用開始後の保守、エンハンス(システム改訂)を地方拠点(リモート)で対応する業務となります。基本的には、打合せ、開発、納品などはネットワークを介して行いますが、状況に応じてブリッジSEの出張、お客様の要件確認、また逆ブリッジでの新規業務立上げ、お客様の視察など、首都圏との人材交流が必要となる場面があります。宮崎空港は市の中心地から車で約20分という立地で、首都圏との連携にかなり便利であり、地方拠点でありながら距離感を感じないという点は宮崎の大きな魅力です。

また、宮崎県、宮崎市はIT企業の誘致に注力されており、ハード面だけでなく、ソフト面でのインフラ整備を強化されています。地元の宮崎大学や多くの高等学校でもIT関連の教育に力を入れられており、就労時点で国家資格である基本情報技術者資格、応用情報技術者資格を取得されている方が多いことは当社にとって大きなポイントなっています。当社の社員は、ほとんどが宮崎県の出身、また宮崎県の学校で学んだ方々で、基本的には宮崎でシステム開発業務を行っています。経験を積んだ多くの技術者は優秀なメンバーが多く、要件確認や納品後のフォローといった重要な場面で、SCSK株式会社やお客様のご要望により、名指しで支援要請を受けることも多々あります。

進出してよかったと思うこと

何よりも宮崎の方々は「真面目」で「粘り強い」と感じています。良いことではありませんが、ソフトウェア開発は「人」に依存する部分が多く、計画通りにいかないこともちらほら起こってしまいます。そんな時でも諦めや妥協することなく、最後まで確実にやり遂げる姿勢、そのチームワークには感服するばかりです。これまでさまざま所で同じような経験をしてきましたが、最も安心して任せられるメンバーの多い地域ではないでしょうか。

また、宮崎では多数のビジネスパートナー様と一緒に仕事をさせていただいていますが、宮崎の活性化にこだわる方々が多くいらっしゃいます。当社のビジネスは、首都圏からの依頼を受け、宮崎(リモート)で開発してこそ意味をなすビジネスモデルとなっています。ですから、宮崎での人材育成、宮崎での業務拡大に取り組む方々と一緒に仕事できることは、この上なく有り難いことです。

SCSKグループでは「ワークライフバランスの実現」を合言葉に、グループ一体となって働き方改革に取り組んでいます。宮崎県は、ワークライフバランスを実現しやすい住環境が提供されている県の一つであると思っています。ご存知のようにワークライフバランスの実現には職場環境だけでなく、オフの充実も重要なファクターとなってきます。宮崎の方々は家庭や地域を大切にする方が多いと感じています。特にご両親の世話、介護などで宮崎にこだわって仕事する、またUターンするといった声を数多く耳にする点です。また、豊かな自然と温暖な気候からもマリンスポーツ、ゴルフ、スピリチュアルスポットなど、オフでリフレッシュできる環境がそろっている点も良いところだと思います。実際、働き方改革の各種施策を実施してから、宮崎では急激にその成果を発揮できています。以前は一人当たり平均で30時間/月を超えていた時間外勤務も20時間/月を下回り、有給休暇は一人当たりの年間平均取得日数が7日弱であったところが昨年度18日に増加、今年度は20日に近づいており、付与した全ての有給休暇を取得できそうな状況にまで改善しました。まさに宮崎の県民性、住環境の良さが相まってこそ実現できたことだと思っています。

宮崎は、共働き率の高い県として紹介されています。当社にとってはこのこともメリットと感じています。以前のIT業界は、時間外勤務、休日出勤が多く、結婚すると続けることが難しい業界でした。しかし当社は、先に説明させていただいたようにワークライフバランスの実現、ひいてはダイバーシティの実現よる結婚・出産後の女性の雇用機会が増加しています。結婚・出産しても時短勤務、限定勤務などでの業務継続や、結婚・出産前のシステム開発経験を活かし業務を再開できる人材が豊富であることも宮崎の魅力だと思っています。

進出を検討している企業へのメッセージ

IT業界は、3K(7K)と言われるほど、悪いイメージが定着しています。 宮崎は、先にも触れましたが、県民性、住環境の面からもワークライフバランスを実現しやすい場所だと思っています。 ぜひ宮崎から、働き方を根本から見直し、共に仕事を通じてイキイキ・ワクワクできる環境の整備、宮崎の活性化を進めていきましょう!! また、宮崎県、宮崎市の企業誘致の取り組み、企業支援、環境の良さから、今も宮崎には数多くの企業の皆さんが出店されています。ビジネスの上ではライバルという面もありますが、宮崎の活性化、人材の育成といった面ではさまざまな点で協力、協業できることもあります。企業の皆さんの宮崎への出店を心よりお待ちしています。

一言(自由発言)

当社は、単に安価で単純な作業を行うだけのニアショア開発ではなく、地方(宮崎他)の優秀な人材を活かし、首都圏と同等な業務を行い、首都圏の技術者に負けない技術、ノウハウが習得できるモデルのニアショア開発を行っています。 また、これまでSCSK株式会社が培ったシステム開発ノウハウをベースとし、宮崎に居ながらにして最先端の技術要素を用いたシステム開発に触れることのできる会社です。

※代表者・インタビュー内容は更新日のものです。