取材日:2010年2月25日
事業を展開していく上で、「アジア」の成長とどうリンクしていくか。 分かり易くいえば、アジアの所得倍増にどのようにリンクし、チャンスを広げ、活かしていくか。アジアというマーケットとの近接性が九州のアドバンテージであり、チャンスだと思うんです。 経済がグローバル化していく中で、ヒト・モノ・カネ・情報が国境を自由に飛び交い地域と地域を直接結びつけ動いていく。 その中で、九州・宮崎が持つポテンシャルというのは、企業が事業を展開していく上で、大きな可能性を秘めていると期待しています。 上海と東京を見た時に、その中間にあるのが宮崎です。宮崎には、豊富で優秀な人材がいて、豊かな環境があります。 実際に、世界最大級の太陽電池の製造拠点が建設されることになったわけですが、宮崎に立地することは大きなチャンスであると思います。 宮崎には、半導体関連の集積やモノづくりの素地も緩やかながらも形成されつつあります。宮崎大学では、最先端の太陽光発電の研究が行われています。 宮崎には「環境エネルギー」でアジアを牽引していくチャンスがあると期待しています。 これからは、「アジア」と「環境エネルギー」が重要なキーワードです。 経済の潮流を捉えるならば、宮崎に立地することは、アジアと環境エネルギーをうまく掴んだ形で、新たな事業を成長させていく可能性が広がっていくことが期待されます。
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